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2時間35分

本日は、いつも長いコースをご利用いただくお客様にご来店いただきました。

タイ古式マッサージ120分に眼精疲労アイセラピーと腸セラピーのオプションをお付けして、合計2時間35分の施術…。
ここまで長い時間を取れると、ほぐし甲斐があります。
しっかりとこっている部分を中心に施術させていただきました。


2時間35分といえば、そういうタイトルの歌がありましたね。

今は亡き、忌野清志郎の名曲です。

好きな女の子に電話をして、話し込んでいるうちに時が経つのも忘れて、2時間35分もしゃべってしまった。
その喜びを歌ったものです。


ここで歌っている電話とは、家の固定電話のことですね。
この歌が発表された当時はスマホやガラケーはありませんでしたから。

そういう時代は、好きな人に電話するというのは、今よりも勇気が必要だった気がします。
なぜなら、家の電話に最初に出るのが彼氏や彼女だとは限らないかったからです。

父親や母親、あるいは兄弟姉妹が出ても、しどろもどろにならないように、心の中でシミュレーションしてからかけていた気がします。

まずは名乗りの挨拶、夜に電話することの陳謝、取次ぎのお願いという一連の流れを、誰が出ても大丈夫なように一人ロールプレイしておくんですね。


彼女に電話する際に、一番の難敵となるのは、やはり父親でした。
わずか30秒ほどの受け答えの中で、いかに良い印象を与えるかが勝負です。

声が上ずってしまったり、何も言わずに保留メロディにされたりすると、冷汗がふきだしたものです。

今考えると、そこには一種の通過儀礼的な要素があった気がします。

逆に親のほうにも、子供がどんな人と付き合っているのか、判断材料のひとつになっていたのかもしれませんね。


親になった今、子供が大きくなって、付き合っている人に電話をかける時や、電話がかかってくるのを受けるのがちょっと楽しみです。



あっ、でも今はもうそんな機会はないんだろうか?



by fro-salon | 2013-11-28 21:38 | 仕事


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